Like a SAKURA.

 ■前書き的なもの。

最近は皆との感想を共有する為に、概ねTwitterでその時々の気持ちを発信してきたのだけれど、なぜか今日という日に、ブログをはじめようと思い開設しました。

というのも、わぐちゃんの大舞台であるSSAでの「Wake Up, Girls! FINAL LIVE」を終えて、ワグナーの皆のブログを読ませて貰い、そこに覚える共感であったり、感動するものがあったから。ブログ自体は、実は以前にも他の界隈でやっていてそのまま放置していますが(笑)、また新たな形でこうしてブログを始められることに感謝しつつ、なんだか時代に逆行するような気もするけれど、あえて「文字に気持ちを起こして『伝える』ことの大切さ」を意識しながら書き綴っていきたい。

そして、Wake Up, Girls!7人のメンバーの想いを繋ぐ役割も担っていけたら。

 

 

永野愛理さんを推すようになったキッカケ

ということで今日は、なぜ私が永野愛理さんを推すようになったのか。

 

【きっかけ。】

話は、昨年のソロイベント2018に戻ります。

2018年3月18日、日曜日。前日の「AEONプレゼンツ がんばっぺ福島! Wake Up, Girls! チャリティ・ミニコンサート」に参加した翌日の、宮城県石巻市。ここで自分は、初めての経験をしたんです。そう、「ライブで泣く」という体験を。大袈裟かもしれないけれど、自分はそれまで、ライブを「盛り上がるもの、楽しむもの」としか捉えていなかった。現に、2010年頃から現在も引き続き応援しているfripSideは、盛り上がる曲がほとんどで、その中にはしっとりした哀愁漂う曲もありますが、「泣く」という感情などは一切無かった。けれどもここで、その概念は崩れました。「盛り上がる筈のライブなのに、何故こんなに、自然と涙が溢れ出てくるんだろう」と。

  

【東北への願いを、「歌にのせて伝える」ということ。】

あいちゃんがセットリストに選んでくれた曲の中に、FUNKY MONKEY BABYSの「あとひとつ」。この曲で自分は、ボロ泣きしましたね。地元で活躍してきて、既に解散してはいたけれど、全国的にも有名になったファンモンの曲を歌ってくれた。でも、それまで幾度と無く聴いてきたこの曲なのに、何故今泣けるんだろうと。そしてこの曲にのせて、あいちゃんは何を想ったのか。その時あいちゃんはMCでこう語りました。「私は歌うのは上手くないけれど、ダンスで、そして歌にのせて、東北への想いを伝えていきたい」。この言葉に感動した自分がその日、どこかで生まれていたんです。そこから、今の永野愛理さん推しの人生が始まった。

 

永野愛理さんの考え方が好き。】

思い返せばそこに原点としては尽きるんですが、それ以外にも永野愛理さんを推す理由はあったり。まず楽天イーグルスへの愛。自分もそれまでセ・リーグでヤクルトを応援してきていたので、野球に興味を持ってるという共通点。そして2点目に、自分が、本当のわぐちゃんを見定められていなかったという理由。4thライブツアーから参戦した自分にとって、まだまだわぐちゃんのことを知らなさ過ぎた。メンバーの大体の性格はぼんやり分かっていたけれど、名前も一応は知っていたけれど、それ以外はほとんど何も知らないで「Wake Up, Girls!」を、声優ユニットとして、応援していたんだと思います(実際当初はそうだった)。そこから暫くWUGちゃんを見ていく度に、「こんなにも個性の強いメンバーが居るユニットなんだ」って何度思ったことか。そして3点目に、彼女の東北に対する想いと考え方。彼女があの日を経験して、そこから思い立って、手を上げてくれて、そしてこのWake Up, Girls!というユニットで「東北の為に私は何ができるんだろう」と悩んだ末、自分たちを東北に導いてくれたその結末。そこに自分は共感して、今を生きています。

 

【そして、これからの目標として。】

こういう書き方をするのはあまり良くないとは思うけれど、震災があって結成された「Wake Up, Girls!」が、つい先日のこと、2019年3月8日のFINAL LIVEをもって活動を終了しました。これまで自分たち“ワグナー”を導いてきてくれた、わぐちゃん達。彼女たちはこれまでの6年間の物語に終止符を打ち、また新たな次の一歩を踏み出そうとしています。これまで自分が応援してきた期間はそのうちの3分の1の2年間。2年という短い間、自分としては終わってみれば一瞬ではあったけれど、その間にも沢山のイベント、ライブを経験してきた。勿論自分自身が楽しむことは間違いないけれど、それ以外の理由として、解散を目前にして、「果たして、自分は何をしてきたんだろうか」と考えた時期がありました。

でも、その答えは、FINAL LIVEの中にあった。SSAの大舞台の最後に、メンバーからワグナーへのメッセージ。そこで永野愛理さんは「5年後も10年後も20年先になっても、WUGって凄いグループだったと。今は気づかれなくてもいい。皆さんがその心の火を灯し続けてくれる限り、WUGは生き続けていくと思います」と語った。

 

そう、これが、自分が探し求めてきた、これまで「WUG」を応援してきた事に意味が成せる答え。そして、世間に「Wake Up, Girls!」っていう、こんな途轍もなく凄いグループがあったんだね。と、いつか思わせてやる。

その為に、自分はこれからも、これから先もずっと、東北への想いを灯し続けるし、東北へ足を運んでいく。永野愛理さんと一緒にね。